
― 地域の「幸せ」を、感じて・測って・育てていく
うめらく presents イベント「うめらくハート」―
2025年12月19日(金)
会場:UMESHIBA BASE
2025年12月19日(金)、UMESHIBA BASEにて「うめらくハート」を開催します。
このイベントは、LWC(Local Well-being City)指標に基づき、
- 健康・安全
- 教育
- 文化
- 社会関係
- 環境
- 経済
という6つの視点から、
地域の中にある多様な幸せのかたちを見つめ直すイベントです。
出店・体験・対話を通じて、日常の延長線上にあるウェルビーイングを
「実感できるかたち」で共有することを目的に、2025年夏に3回開催し、今回で第4回目となります。
前回のアンケートから見えてきたこと
前回の夜市では、参加者アンケート(n=30)を実施し、
ウェルビーイングに関する意識や感じ方を数値化しました。
その結果、
- 「幸せを感じている」……94%
- 「何かに挑戦したい」……81%
と、心理的な前向きさや成長意欲は非常に高い一方で、
- 「心身ともに健康だと感じる」……29%
- 「社会の中で役に立っていると感じる」……39%
という課題も明らかになりました。
意欲はあるけれど、自分の健康や社会とのつながりを日常の中で実感できていない。
——このギャップこそが、私たちが向き合うべきテーマだと考えています。
うめらくハートが目指すもの
うめらくハートは、
「元気な人も、元気じゃない人も楽しめるイベント」
・感情、感覚が共有できる
・気持ちに寄り添う
・あたたかい気持ちの循環
・寒い冬に心がほっこりする、ホッと心が温まる
みんなが安心して居られ、問いを持ち帰れる場であることを大切にしています。
心身の健康に向き合う取り組み
― 来年はプロジェクトへ ―
今夏は、
「心身ともに健康だと思える人たちを増やしたい」
そんな想いを持ち、精神科医・大植さんとともに夜市を開催しました。

- 心身ともに健康だと自覚できる人を増やすために、専門家は何ができるのか
- 日常に潜む不調や生きづらさに、医師としてどんな社会的アプローチが必要なのか
- 病気・介護・障がい・災害など、困難な状況から再び立ち上がるには何が地域に必要なのか
まずは、ウェルビーイング指標に基づくアンケート調査からスタートしました。
夜市は、ただのイベントではなく、
課題を「見えないままにしない」ための実験の場でもあります。
今回のテーマ
「やってみたい」を行動へ
今回のイベントでは、
「何かに挑戦したい」
「社会活動に関わりたい・応援したい」
そんな人たちが
「知る → 関わる → 行動する」
きっかけづくりに焦点を当てます。
現役大学生の富岡くんとともに、
- 社会を知る
- お金や応援の仕組みを知る
- 挑戦する・支えるを体験する
その入口として、
哲学対話 × リアルクラウドファンディング「バトンマーケット」を実施します。
バトンマーケットは、富岡くんが命名した取り組みで、今回が最初の一歩です。
ぜひ、若者の挑戦を応援しに来てください。
うめらくハート(12/19)|コンテンツ紹介
LWC 6指標に基づく 出店・体験・対話
① 健康・安全
健康・福祉・障がい・病気などのよろず相談。
エッセンシャルワーカーが会場にいますので、気軽にご相談ください
② 教育
- 学びの場(リアルクラファン・ボッチャ体験会で社会を知る) ※ボッチャ体験会:19:00頃〜
- 哲学対話(もしバナカードを使った価値観の対話) ※20:00以降
③ 文化
手仕事・アート展示(上田安子服飾専門学校 学生作品展示)※16:30〜19:30
④ 社会関係
本の交換・語らいの場(本の部屋 Tonton)お気に入りの本を交換したり、本について語り合いませんか
⑤ 環境
自然・エコ・サステナブルな活動紹介(林業紹介・木材販売)※木材販売:1本500円〜
⑥ 経済
エシカル商品・ワークショップ・ローカルクラフトビール(バスボムづくりWS/中津ブルワリー)
※そのほか、おでん販売、アルコール(ハイボール・チューハイ)もあります。
今回もアンケートを実施します
今回も、参加者アンケートを実施します。
各ブースを回り、アンケートにご回答いただいた方には、お菓子のプレゼント(先着50名様)をご用意しています。
イベントが、人の意識や行動にどのような変化をもたらすのか。
今回も丁寧に捉えていきます。
うめらくハートは「問い」を持ち帰る夜市です
答えや完成形を提示する場所ではなく、自分自身の健康、学び、社会との関わり方について考え始めるきっかけを持ち帰れる場でありたい。
ぜひ、
「ちょっと気になる」
その気持ちのまま、うめらくハートに遊びに来てください。
文:山田摩利子