【うめらく酒場 Vo.1】
うめらく酒場は、梅田・うめきたエリアを拠点とする「うめらく」のコミュニティに集う
人たちが、1 日店長(ゲスト)となり、自分の関心ある社会課題やテーマを持ち寄り、語
り合う“対話の場”。
店長: 石黒 旬氏
北海道出身の 29 歳。
理学療法士として病院で勤務し、その後デイサービスの立ち上げを手伝いに大阪へ転職。
高齢者との関わりや、自身の経験から「場づくり」の重要さに気づく。
現在は、間借り飲食店の実施やイベント参加、色々な人と会うことでより良い形を勉強
中。
この日の店長は、理学療法士でありながら「まだ名もなきカフェ」という、人がつながる
場をまがり営業で営む石黒旬さん。

「みなさんのやりたいことを聞かせてください」
「前回のうめらく酒場では介助ヘルパーとして参加し、『次は参加者になりたい!』と伝えたら、店長にされちゃいました(笑)」
「僕の仮説では、この場はゲストスピーカーがいなくても成立するほど参加者が面白い。
だから、今日が面白くなかったらみなさんのせいです!(笑)」と、ユーモアたっぷりにスタート。
そんな石黒さんがこの日掲げたテーマは、「みなさんのやりたいことを聞かせてください」。
「やりたいことは、まずやってみる」タイプだという石黒さんは、自らも“場”を作る中で、出会いや気づき、仲間が生まれる瞬間を何度も経験してきたと言います。
「まだ名もなきカフェ」は、名前通り“名前のない”カフェ&バー。吹田・中津・京橋などで週 1 ずつ間借りしながら、人がふらっと立ち寄れるような「ひといきつける場所」を目指しています。
さらに、イベント後半には「ある地域で勝手に土産物屋さんをしているグラフィックデザイナーがいる」と、参加者からもユニークな話題提供が。住んでいるまちでもないのに、地域を応援するようなおしゃれな T シャツを作って、友達の住んでいる場所=ローカルという新しい定義で地域振興をしている。今日の店長もその人と同じく、中津には住んでいないけれど、中津に仕事で関わりがある。だからここで誰かの応援ができる場づくりをしたいということ気持ちに共感したし、それをまた応援したい。と思ったので参加した。と、エールを送ってくださいました
さて、今回も、音楽・終活・パラレルキャリア・少子高齢化といった多彩なキーワードが自由に飛び交い、多様な価値観が交錯。「誰もが話せる」「仲間が見つかる」「なんだかできる気がする」そんな、うめらく酒場らしい夜となりました。
文:山田摩利子
この日のスマートケータリングのメニュー
・ブルスケッタ 2 種
茄子とツナ、きのこたっぷりバジル風味
・新じゃがでつくるめんたいポテサラ
・クリスピーからあげ
・バジル入りソーセージ
・ローストビーフ
・和風オリーブとぬかづけモッツァレラ
・蓮根とスモークサーモン
・ナッツ盛り合わせ レーズンチーズ添え
・鶏ガラスープ玉ねぎたっぷり〜
・緑茶
・お茶菓子
【うめらく酒場とは】
うめらく(梅田、うめきたのコミュニティ)に集う人たちが 1 日店長(ゲスト)となり、
社会における解決したいテーマについて話題提供をします。参加者のみなさんは、店長が
用意したテーマを元に、明日の暮らしがもっとよくなるヒントを得たり、共にお食事をす
ることで社会や地域とのつながりを感じる場づくりを行っています。