
関係案内所なかつもり では、不定期に【旅する関係案内】企画が開催されています。
(過去の開催)
旅する関係案内 Vo.1 〜奄美大島編〜
旅する関係案内 Vo.2〜岩手県釜石市編〜
今回の、6月の旅先は、高知県四万十町へ。
ナビゲーターは、 なかつもりで土曜日におにぎりやさん(店舗名:日々米是日)をしている井口香織さん。「にちこめのひとむすび」企画との共同開催となりました。

ゲストは、地域おこし協力隊として東京から移住し、この地域ならではのお米「十和錦(とわにしき)」を育てる農家 @NOT PRODUCTS FARM 横田岳夫さん。
まずは横田さんの四万十町での暮らしについてのお話し。
東京でご夫婦共働きで、仕事にやりがいも感じていた横田さんご夫婦は、子育ての時間を大切にしたいと考え、移住生活を考えるように。そして、なんの縁もない四万十町への移住の決め手は、人の温かさだったそうです。(これは、後でホームページで調べました)

横田さんが育てるのは、この土地ならではのお米
十和錦(とわにしき)
十和錦はとても美味しいお米ですが、収益性の面から作り手が減っているそう。
それでも横田さんは、初めて食べた時の感動が忘れられず、その歴史を調べる中で、先祖代々守り続けてきた人たちの想いに触れ、「このコミュニティの輪に自分も入りたい」と思ったそうです。
そして、次世代に伝えたいことは、
「農家は楽しい‼️」
ということ。
楽しいところには、人が集まる。
そんな横田さんの姿を見て、こんなリーダーについて行きたい!と若い人たちが集まる姿が目に浮かびました。

昨日いただいたおにぎりや麦味噌、四万十ポーク、ぬた、山の上で作られる塩、季節のタルト。

高級フレンチやイタリアンのような特別なご馳走ではないのに、参加者からは、
「幸せや〜」
「贅沢や〜」
という声が自然とこぼれていました。

そして改めて感じたこと。
こうして振り返ると、たまたまの出会いが
後から一本の線になっているなと。
思い返すと、横田さんとの出会いも、
阪急百貨店のうめだ本店で、
カゴノオト さんのタルトを買いに行った時。
「農家始めたばかりです!」とお米を配っていた方でした。
また、井上麹店 の 井上さんとの出会いは、昨年、春日井製菓さん主催の「海と酒」という
高知県黒潮町の防災トークイベント(Youtubeでもお聞きいただくことができます)。
一つひとつは偶然の出会い。
でも、後から振り返ると、すべてがつながっている。
これこそが「関係人口」なんだなぁ、と。
単なる旅行でもなく、移住や定住に至らなくても、土地や人と知り合い、今日のように食材を通して、その人たちの想いや暮らしを思い浮かべながらいただく食事ができることも、自分の人生をさらに豊かにしてくれているなと感じました。
昨日も参加者から、
「どこも移住したくなる!」
という声が上がっていました。

自分の住むまちを大切にしながら、好きな土地や応援したい人との関わりを持ち続ける。
そんな生き方が、これからの豊かさなんじゃないかと改めて感じました。
そして、都市部にある「関係案内所」の場としても、本当にいい企画だな〜と。
これまで点だった出会いが少しずつつながり、ひとつのレールに乗った感覚があります。
次は、誰がどんな出会いを通して、どんな土地と関係を結んでいくのだろう。
旅する関係案内シリーズ。
次回は、早速昨日参加されていた方からの持ち込み企画で、島根県になりそうです!
これからも楽しみです😊
文:山田摩利子